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11月30日

「吉本隆明×吉本ばなな」
 司会:渋沢陽一/ロッキング・オン

 またも対談集です。
 作家と批評家の対談というものはあまり目
にするものではないと思います。それが父娘
であるなら尚のことです。
 この本は批評家吉本隆明と作家吉本ばなな
の対談を記録したものです。
 実を言うと吉本ばななの作品は「つぐみ」
しか読んでおらず、先に文学批評のような
ものを読んでしまうのは反則かも知れません
が、この二人の親子関係というものはなんと
も表現し難く面白いのです。吉本隆明が娘の
作品を見る視点は吉本ばななという人間を家
族として知っている上で、冷静に観察してこ
そ得られるもので、その鋭さには書いた本人
も感心しています。ただ思うのは、やっぱり
この人たちは普通の家族じゃないな、という
事でしょうか(笑)
 どこの家にも、少しの異常性というものは
あるのでしょうが、吉本家というのは敢えて
簡単に言ってしまうなら「文学的」または
「物語的」な家族なんですね。読んでいて
笑えるくらいに。
 作品に対して、その作者というものを無性
に知りたくなることがありますが、この本は
家族まで教えてくれると言う貴重な本です。
 なるほど、こういう中からあの作品が出て
来るんだと納得しました。
 


11月27日

「封印再度 -Who inside-」
森広嗣/講談社ノベルズ

 前回、「笑わない数学者」のトリックを自分
で解いてしまったと書きましたが、あれは作者
に解かされたんだと実感(笑)
 今回は歯が立ちませんでした。
 と、言うか全く別な結論を予測していたので
すがちゃんと解決方法が用意されていてなかな
か悔しかったです。私の予想は「可能と思わせ
ておいて実は不可能」でした。
 しかし、もう一つのトリック、と言うか偶然
の産物……密閉された蔵の謎は自力で解けまし
た。このシリーズ、久々に自分で考える楽しみ
を提供してくれています。
 また、全体にとんちが効いているというか、
会話のやりとりなどが楽しいですね。
 突拍子もない台詞の意味がわかった時などは
にやりとします。今回の作品は主人公、犀川と
助手役の西之園萌絵の関係にもスポットが当た
っていて永遠に変わらないと思っていた両者の
位置の微妙な変化も見物でした。


11月25日

 「林真理子のおしゃべりフライト」
 林真理子
 
 作家、林真理子と様々な業界で活躍する
人々との対談集です。
 対談集に求めるのはやはりエッセイと同様
に「人を知る」事です。その点、対談集とい
うのは二人以上の人間を読むことが出来るの
でお得(笑)
 相手はなかなか豪華で、仲代達也や俵麻智、
内舘牧子などけっこう私好みのメンバーでし
た。
 それぞれがその道のプロですから、いろい
ろな業界の話を聞くことが出来ますが、やは
り芸の道に王道なしと言うか、仕事と個性の
直結が面白いです。この道だからこう、とい
うのではなく、この人だからこうなるんだな
という事を改めて感じます。
 自分の個性を発揮できる仕事というものに
はやはりあこがれますね。
 その人たちから話を引き出す林真理子の個
性もなかなかです。お薦めの一冊。


11月24日

 しばらく更新が止まっていましたがなんと
か復活。
 さて、本の紹介です。

「いもうと物語」
 氷室冴子

 この本がどの年代向けに書かれているかは
不明なのですが、子供の言葉で、子供の視点
から書かれている小説であるにもかかわらず
これを楽しむには振り返る子供時代が必要で
しょう。
 主人公のチヅルは本当に「子供」なんです。
 好きなものと嫌いなものとがはっきりして
いて、わがままで、はっきり言えば性格もあ
まり良くない(笑)
 ただ、本当に日常を過ごしている子供の姿
がそこにはあります。
 そこには教訓めいたものは何ひとつなく、
何かが起こっても解決はしないことが多いで
す。読んでいると、自分が子供時代にした失
敗が蘇り、胸が痛くなります。
 舞台はけっこう古く、東京オリンピックの
後くらいです。懐かしむのには古すぎるので
すが北海道の田舎町という雰囲気が目に浮か
ぶようです。
 氷室冴子という人は、本当に生々しく文を
書く人だなと常々思っていたのですが、それ
を再確認した一作でした。


11月18日


11月17日

本の紹介
「PINEAPPLE HEAD」
吉本ばなな/幻冬社

 吉本ばななのエッセイです。
 雑誌「anan」に連載していた
ものらしいのですが、読んで思った
のは「自由気ままに書いていていい
な」と言うこと。まあ、この日記も
エッセイといえばエッセイなのです
が、やっぱり「よそ行き」の自分な
んですね。
 まあ、吉本ばななが本当に自分を
そのまま書いているのかどうか確証
はないのだけれど、やっぱり文章に
力強さがあって、作家の持つエネル
ギーというものを感じます。
 好きなものを好きと、嫌いなもの
を嫌いというのが人に自分というも
のを伝える基本なのじゃないかと私
は思うのですが、この人に比べると
自分はそういうものがはっきりしな
いなと思うわけです。
 エッセイは好きでいろいろと読み
ます。楽しみ方としては、作品を読
んでその作家を好きになったから
エッセイも読んでみる、というのと
詳しくは知らないけれど聞いてはい
る作家のエッセイを読んで面白かっ
たら作品も読んでみる、というもの
があります。
 吉本ばななには、なんとなく繊細
な感じのイメージを抱いていたので
すが、見事に破壊されました(笑)
 ちなみに、俵麻智さんはイメージ
通りでした。
 で、ふと思ったこと。
 これを読んでいる人は私にどんな
イメージを抱いているんでしょう?
 ちょっと気になりますね(笑)


11月16日

 先週、映画評論家の淀川長治さん
が亡くなった。
 これはなかなかショックだった。
 歳をとった人はやがて老いて死ん
でいくわけわけである。ここ数年で
有名人の死にショックを受けたこと
はある。池波正太郎、藤沢周平、石
森章太郎……。
 だが、淀川さんは少し違った。
 私は、池波、藤沢作品が好きだ。
 石森は「HOTEL」などを連載
で読んでいた。それらの作品が新し
く出ないと思うと、もちろん悲しい。
 しかし、淀川さんは評論家である。
 彼の解説や評論は作品かも知れな
いが、私は作品としてそれらを好き
だったわけではない。
 その日の映画に対して、淀川さん
が何を言ってくれるか、どんな反応
をするのかが楽しみだったのだ。
 これから見ようとする映画を、淀
川さんはすでに見ているのである。
 先に映画を見た友達に感想を聞く
のに似ているかも知れない。
 淀川さんは決して、難しい言葉を
使わなかった。視聴者につまらない
上辺だけの言葉を押しつけて我々の
意見を麻痺させたりはしないのだ。
 「この監督はいいね」と言われた
らどういいのかを考える、「この人
はきれいなんだね、すばらしいね」
と言われたら、実際にそう思える
瞬間を心待ちにする。
 そんな楽しみを提供してくれま
した。
 亡くなって、本当に残念でした。
 淀川さん、長い間お疲れさまで
した。


11月13日

 本の紹介
「空飛ぶ馬」
北村薫/東京創元社

 さて、北村薫が面白いのでまた
借りてきました。
 これは、北村薫のデビュー作な
のですが、どうもこの人の作品は
最初から完成されているようで、
ベテランの作品としか思えません。
 主人公が文学部であったり、探
偵役が落語家であったりするとこ
ろに作者の趣味がうかがえ、語ら
れる蘊蓄などもなかなか楽しめま
した。もともと小説を書くような
人は文学が好きなのでしょうけど、
北村薫という人はけっこう読みあ
さる傾向があるのではないか、と
思えます。
 さて、この小説もまた短編集な
のですが殺人事件は起こりません
し、何かを解決すると言うことも
あまりありません。日常の中で
「おや?」と思ったことを突き詰
めていくとその裏には様々な人間
模様が隠れている、といった具合
です。自分の日常の中にも、そう
いったものが見つかるのかも知れ
ないと思うとわくわくします。
 ところで、この小説の主人公に
は名前がありません。常に一人称
の「私」で語られるし、誰も名前
を呼ばないのです。途中まで読ん
でまだ主人公の名前を知らないと
言うことに気付き、読み飛ばした
のかと思って調べてみたのですが、
どうやら名前はないようで……。
 どうもそういうのは気になって
しまう質なので、勝手に名前をつ
けて読み進めました。まあ、どう
でも良いことですが(笑)
 北村薫の作品は良い意味で推理
小説と言いにくい作品です。
 ミステリファンとしては「推理」
がしっかりしていれば充分に満足
とも思えるのですが、「小説好き」
としてはそれだけでは不満なので
す。北村薫は、「推理」と「小説」
の両者を満足ささてくれる希有な
作家です。


11月12日

 本の紹介
「笑わない数学者」
森博嗣/講談社ノベルズ

 私は大変、数学が苦手なのですが、
その面白さは理解しているつもりで
す。背表紙に「純白な論理ミステリ」
と書かれているように、この作品は
論理的で明解な作りとなっています。
 主人公、犀川創平は建築学科の助
教授で明晰な頭脳を持ち、論理的な
思考を好む探偵役。助手役の西之園
萌絵も工学部の学生、他にも数学者
や幾何学的な建物など、一定の論理
によって思考する人間、論理的にう
ち立てられた世界が広がっています。
 さて、先に書いたように私は数学
が苦手です。が、数字には強いので
この本に出てくる数字のパズルには
なかなか楽しませてもらいました。
 何しろ、解くまで先に進めない
(進んでしまうと答えが書いてあ
る)ですから、先を読みたいという
欲求との戦いにもなるわけです(笑)
 さて、本編のほうですが、実を言
うと最大の謎であるはずのオリオン
像消失はミステリに慣れた読者には
すぐにわかってしまう(私は58頁
目で気がついた)し、事件そのもの
は大したことありません。しかし、
この物語中の会話や主人公の思考な
どはとても魅力的です。
 さて、私はその単純なオリオンの
謎を主人公がなかなか解いてくれな
いと言う事にいらいらしながら読み
進めていたのですが、読み終わって
思ったことがあります。それは、私
が解けたのは絶対的な観測者である
が故、と言うことです。
 作者はそこで一度、読者に神に近
い視点を提供している、しかし結局
最後には読者も作者という神によっ
て煙に巻かれるのです。
 まあ、読んでみればわかります(笑)


11月11日

 本の紹介。
「ブギーポップは笑わない、
 VSイマジネーター」
上遠野浩平/電撃文庫
 前に紹介した「ブギーポップは笑わない」
の続編です。今回の話は2冊で、内容も連続
した長編となっています。
 が、全作の魅力が全貌を把握していない多
数の登場人物の視点から事件の断片を少しず
つ見せていくという点に負うところが大き
かったためか、今回は幾分、凡庸な作品とい
う印象を受けました。
 人の心が「見える」予備校教師、飛鳥井仁
はその能力をカウンセリングに役立てていた
が、彼は自分が担当する生徒の欠落した心が
「絶対に埋まらない」と言うことを知ってい
た。その事に日々苦悩を感じていた彼だが、
やがて自殺した少女の霊、「イマジネーター」
と出会い、人々の心を変えようと目論む。
 そこに謎の組織「統和機構」、そしてブギー
ポップが絡んでくるのですが、物語は統和機構
に属する少女と彼女に惹かれた少年の恋愛感情
を軸に展開して行きます。一つの怪奇を巡って
多くの人間が絡む全作と対照的に今回は一組の
少年少女の周囲に3つの勢力が出没する、とい
う作りです。
 今回で残念だったことは、都市伝説的だった
怪奇に加えて統和機構という謎の組織を出して
しまったために、陳腐な感じがしてしまうこと
でしょうか。まあ、読み物として決してつまら
ない作品ではないので全作が気に入った方には
お薦めします。


11月10日

 本の紹介です。
「覆面作家は二人いる」
北村薫/角川書店

 さて、北村薫の2冊目です。
 この作品はNHKで「お嬢様は名探偵」
として放映されたのですが、出来はイマイ
チ……。
 この作品が持つコミカルな雰囲気を真面
目に映像化してしまったための失敗、とい
う感じでした。
 軽い雰囲気の作品ですが、前に紹介した
「水に眠る」と同様、繊細なタッチで描か
れた物語はなかなか深く残ります。
 短編集なのですが非常に読みやすく、少
しだけ読んでみようと思いながらあっとい
う間に全部読んでしまいました。
 主人公は雑誌の編集者、探偵は推理作家
で名家のお嬢様という組み合わせ。しかし
このお嬢様は家では内気でおとなしく、外
に出ると男勝りになってしまうという「外
弁慶」です。
 短編集なので毎回起こるちょっとした事
件をちょっとした聞き込みで解決する、と
いうパターンなのですが、なかなか鮮やか。
 事件解決のヒントをちゃんと文中に示す
正統派の作品だけに解決部分が楽しみです。
 さて、北村薫のデビュー作「空飛ぶ馬」
も借りてきているので近々紹介する予定。


11月9日

 本の紹介です。
「ブギーポップは笑わない」
上遠野浩平/電撃文庫

 電撃ゲーム小説大賞受賞作品です。
 メディアワークス、角川や富士見など
最近のジュニア向け文庫にはゲームやア
ニメなどのタイアップ作品が多く、敬遠
しがちだったのですが、電撃の大賞作家
は先にも紹介した「タイム・リープ」の
高畑京一郎などもおり、見逃すことはで
きません。さて、この「ブギーポップは
笑わない」も前から注目していた作品な
のですが、たまたま図書館で見つけたの
で読んでみることにしました。
 舞台となる街で、女の子の間にだけ流
れる噂の人物「ブギーポップ」
 彼は殺し屋で、人が一番美しいとき、
衰え始めるその寸前にその人を殺して
しまうと言う……。
 ある学校で、何人かの生徒が行方不明
になり、ささやかれる「ブギーポップを
見た……」
 この物語で特徴的なのは、誰も事件の
全貌を把握していない、と言うことです。
 登場する幾多の登場人物が複雑に絡ま
りあってはいるのですが、それぞれが自
分の、そしてお互いの役割を知りません。
 そしていつしか事件の話は聞かなくな
り、日常へ戻って行きます。発端だけを
目撃した者、事件を探ろうとして行き詰
まったもの、最後の対決に関わったもの
のそれがなんであったか知らない者……。
 日常を脅かす存在に対抗してどこから
ともなく浮かび上がる謎の存在「ブギー
ポップ」でさえ、解決部分に関わってい
くだけです。それぞれがどんな想いで事
件にかかわっていたのか、どんな役割を
果たしたのか、それを知ることが出来る
のは読者だけです。
 粗筋自体はそれほどよく出来ているわ
けではありませんが、語る手法にはなか
なか工夫が凝らされています。
 ある事件を追ったドキュメンタリーの
ような形で読む、新手のホラーと言える
かも知れません。


11月8日

「水に眠る」
北村薫/文春文庫

 北村薫は前から読んでみようと思って
いた作家の一人です。つい最近、NHK
で「覆面作家は二人いる」がドラマ化
されて、少しだけ見たのがきっかけで
図書館に行ったときに目に付いた作品を
借りてきました。
 ちなみに、NHKのドラマの出来は
イマイチでしたが、原作自体の良さを
想像することはできました(笑)
 さて、北村薫は推理作家というイメー
ジが強かったのでこの作品も推理短篇
かと思って借りてきたのですが、想像は
思いっきり外れていました。
 収録された短篇は恋愛ものから幻想的
な作品、星新一を連想させるSF的なも
のまで多岐に渡っていましたが、特徴的
なのはやはり作者の感性です。
 特に表題作「水に眠る」は水にまつわ
る不思議な話なのですが、ありそうも
ない事をさも当たり前であるかのように
書かれると思わず信じたくなってしまい
ます。
 ただ、短編集となると12編の物語
全ての主人公が妙に豊かな感性を持って
いることに多少の抵抗を感じないでもあ
りません。
 しかし、この作者なら散文的になりが
ちな推理小説を繊細なタッチで描いてく
れるのだろうと思います。
 これから読む予定の推理作品に期待を
持たせる1冊でした。


11月7日

「朝の少女」
マイケル・ドリス/新潮文庫

 最初に書きますが、もしここで紹介
した本なら無条件に読んでしまう、と
言う方は以下の感想を読後にお読み下
さい。この本は予備知識無しに読んだ
方がより深い感動と衝撃を味わえると
思います。

 私がこの本のタイトルから想像した
のはヨーロッパの街に住む感性豊かな
少女のお話、みたいなものでした。
 この本は児童文学ですし、まあ定番
と言えばそんな話になるでしょう。も
ともと人に薦められて読んだので予備
知識もありませんでした。
 主人公はいつも、人が寝静まってい
るうちに起き歩き回るので両親から
「朝の少女(Morning Girl)」と呼ば
れていす。その弟はいつも夜中に起き
ているので「星の子(Star Child)」
 物語は二人一人称で進行していきま
す。家があって、海岸があって、森が
あって両親がいて……。
 子供の視点から周囲のことが語られ
るのですが、よくわかるのはそこに
とても豊かな生活がある、と言うこと
です。
 彼女たちにとっては家や村はあたり
前に存在するものなので、どんな家、
とかどんな建物と言った描写はありま
せん。だから私はヨーロッパの田舎の
ような風景を想い描いて読んでいたの
ですが、それは大きな間違いでした。
 「朝の少女(Morning Girl)」
 「星の子(Star Child)」
 「足の速いもの(She wins races)」
 などの呼び方は、ネイティブ・アメ
リカンがつける名前を英語に直したも
のだったんですね。途中で村にカヌー
がある、という描写や嵐で家が吹き飛
ばされる様子、そしてたき火を囲んだ
食事の風景などが出てきてやっと気付
きました。
 これは大きな衝撃でした。名前に
英語でルビがふってあることもあるの
でしょうが、物語の中の生活から想像
したのはヨーロッパの田舎のような
風景でしたから。やっぱりネイティブ
アメリカンの村というと未開、未発達
というイメージがつきまとっていまし
た。ヨーロッパ型文化の、文明の洗礼
を受けていなくても、この物語の舞台
となる村には、とても豊かな生活が
あると言うことにこの物語は気付かせ
てくれるのです。
 作者のマイケル・ドリスはネイティ
ブアメリカンの研究者だったそうです。
 彼の伝えたかった事はまさに、そう
言う事だったんでしょう。考えさせら
れる作品でした。
 是非、一読をお薦めします。


11月6日

 さて、一昨日の続きです。
 図書館でもらったパンフレットを見る
と赤羽駅西口にも図書館があるようでし
た。ついでに足を伸ばしてみようと思い、
さっそく西口へ。
 途中、赤羽台の団地を通り抜けるので
すが、ここの広いこと……。
 赤羽西口図書館は赤羽台団地の駅と
反対側の端にあるのですが前方はどこ
までいっても団地……。
 地図には「〜バス停から徒歩2分」
と書いてありました。確かに、駅から
歩いて行くような場所ではなかったら
しいです。
 近くに着いてみても、目印になる
保育園が見つからない。それもその
はずで、団地の一階が保育園になって
いたんです。保育園らしき建物を探し
てもないはずです。
 やっと着いた赤羽図書館で本を物色
し、借りました。返すのは他の図書館
でもできるのでまた来る必要はありま
せん。
 さて、赤羽駅からかなり離れていた
ので帰りはバスを使おうかと思ったの
ですが、まだ夕方と言うほどの時刻で
もなかったので、歩いて自転車を置い
てある川口駅まで戻ろうと思いました。
 だいたいの方向はわかるので、一路
北へ向かうのですが、やっぱりどこま
で行っても団地……。
 しかし、その団地群も唐突に終わり
を見せ、目の前には荒川が現れました。
 荒川を越えると埼玉県で、川向こう
には川口駅前のビル群が見えます。
 しかし、東京の北のはずれにある
団地群と埼玉の最南端の間にはただ
河原が広がるだけです。普段、電車で
通っているときには河原がこれほど
広い空間だとは思いませんでした。
 さて、埼玉と東京をつなぐ新荒川
大橋をわたり、川口市に入ります。
 けっこうな距離……と、言っても
数キロですが、歩いたために足はがく
がくでした(笑)
 さて、この日はたまたまデジカメを
所持していたので何枚か写真を撮りま
した。写真はこちら


11月4日

 前に「書籍代節約のために図書館を
使う」と書きましたが、今日、早速
行ってきました。
 最寄りの川口市中央図書館までは
自転車で10分。駅と方向が違うので
通学前に寄るのが少し面倒というのが
問題ですが、とりあえず行ってカード
を作りました。
 しかし、思ったよりも本が少ない…。
 CDのレンタルもあるのですが、こ
ちらもイマイチです。
 それでも読みたい本はあったので借
りましたがあまり通う気にはなりませ
んでした。
 そこで通学途中の乗換駅、赤羽に
図書館があるのを思い出してそのまま
赤羽へ!
 駅から出て数分で赤羽会館図書館に
到着。北区民どころか都民でなくても
カードは作れますし、通学途中なので
便利です。おまけに川口市立中央図書
館よりずっときれいで、CDも多い。
 これは良いところを見つけた、と
思いつつ案内を見ると、北区にはなん
と14もの図書館が……。川口には4
つしか図書館ないのに……。
 ない本は注文できるし、棚の本や
CDを見る限りではけっこう需要が
なさそうなものでも入れてくれる
らしい(ゴジラ怪獣咆哮図鑑とか)
 と言う訳でなかなか良い発見をした
一日でした。
 さらに、帰りの話題もあるのですが
そちらはまた明日!


11月3日

 さて、前回書きませんでしたが
11月1日は高校の同窓会でした。
 僕はいまだにOBとして高校の
行事に参加しているので、そこで
は何人かと顔を合わせていたので
すが、同窓会は卒業してから初め
てでした。
 友達のうち数人とは、何度か会
おうと約束したのですが、予定が
合わず、実に3年半ぶりでした。
 それぞれどう変わっているかと
思いながら会場へ行ってみると、
そこには6年間で見慣れた顔が
たくさん……。
 そう、誰も変わっちゃいません
でした(笑)
 私は中高一貫の男子校だったの
でみんな6年間同じ学校で過ごす
わけです。中1から高3までの変
化に比べれば、卒業してからいま
までなんて微々たるものでしょう。
 まあ、成長が無いという言い方
もあるかも知れませんが……(笑)
 これから3年か5年ごとの同窓
会を開いていくと言うことでした。
 きっと次の同窓会にも変わらな
い顔が集まるんだろな、と思いま
す。僕らの学校は、そういうとこ
ろでした。


11月1日

 今日は僕が家からネットをする
ようになってちょうど1周年です。
 学校にはアカウントもあったし
ネットサーフィンもできましたが、
やはり家から入れるようになって
大幅に世界も広がりました。
 今やHPを公開し、多くの方に
見ていただくまでになりました。
 これも出会った多くの方々のお
かげだと思っています。
 いつも見て下さるみなさん、あ
りがとう。
 これからも多くの方に読んで
いただけるように頑張っていきた
いと思います。これからも皆さん
のご意見、ご感想や励ましのお言
葉(笑)を待っています!


 

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