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8月28日

 夏の本シリーズ第22段
『狂骨の夢』
京極夏彦・講談社

 シリーズ第3段です。
 ちなみに、このシリーズ新書ですが
1冊1000円……。高いですがその
値段に見合った内容があります。
 今回は一人の女性が見た夢を中心に
骨がキーワードとなって話が展開しま
す。今までのシリーズの中では一番、
怪談色が濃い物語で、多くの人物が
見る夢やコンプレックスが交錯した
不気味な話となっています。
 読むとなかなかやめられないため、
つい2日ほどで読んでしまいます。
 あと3冊あるのですが、すぐに揃え
てしまいそう……予算が大変です(笑)


8月26日

 夏の本シリーズ第21段
『魍魎の筺(もうりょうのはこ)』
京極夏彦・講談社

 さて、前に紹介した「姑獲鳥の夏」の
続編に当たります。
 今回は事故で謎の研究施設、美馬坂近代
科学研究所に運ばれ治療を受ける少女、柚
木香奈子とそれをとりまく人間関係、そし
て連続バラバラ殺人事件を軸に、偶然と
必然が複雑に絡み合い、物語が展開して
いきます。
 例によってオカルト的な事象を解決する
この物語の探偵役、京極堂の論理には感心
します。元鬱病患者である主人公、関口巽
を始めとする奇妙な登場人物群も相変わらず
魅力的です。
 夏の暑い時期に読む怪談推理小説、最高で
しょう。


8月25日

 小説「木星のティベル」をアップし
ました。これは私が大学二年の頃に
書いたもので、けっこう思い入れが
深いのですが、それだけに完成度が
高くないことが悔やまれます。
 毎度のことですが、会誌に出す作品
は〆切に追われて中途半端に終わって
しまうことが多いです。
 今回もその典型的な例で、最後の
方の会話にあまり脈絡がありません。
 まあ、書いているうちに何を言いた
いんだかわからなくなったりしていま
す(笑)
 SF的には、隔離された理由などが
弱いし、木星は近すぎますね。
 書き直すなら別な恒星系でワープ
ゲートが封鎖された、とでもします。
 当時はあくまで可能な技術にこだ
わっていたのですが、最近はあくまで
物語が中心にあり、設定はある程度
都合のいいように作ろうと思ってい
ます。
 読んだ皆さんの感想をお待ちして
います。


8月24日

 札幌から帰ってきました。
 向こうはとても良い季候です。
 気温が低いのもありますが、何よりも
湿度が低いのが過ごしやすいです。
 まあ、あまり観光はしていないのです
が、少しばかり写真を撮ったので見て下
さい。
写真はこちら!


8月14日

 さて、復活したばかりの日記
ですが、以前にも書いたように
札幌へ行きます。
 出発は17日なのですが、
15日のコミックマーケットで
オフ会があったり、出発の準備
があったりとごたごたしている
ので日記はしばらくお休みです。
 23日の深夜に帰ってくるの
で日記は早くて24日に再開と
なります。
 帰ってきたら、札幌の写真な
ども掲載する予定ですので、ご
期待下さい!


8月13日

 明日から有明ビッグサイトで
コミックマーケットが始まりま
すね。
 コミックマーケット、通称
コミケとは大規模な同人誌の
即売会です。
 同人誌とは商業ベースに乗ら
ない趣味の作家が投稿する本の
事を言いますが、まあ、全国か
ら同人誌を書いたり、それを
買ったりする人が集まるわけ
です。
 私自身も大学サークルの会誌
を売っていたことがありますが、
買う方にはあまり縁がないです。
 今回のコミケには全国から多
数のネット知人がやって来るた
め、たいへん楽しみにしていま
す。人と会うだけで一日つぶれ
てしまいそうですが(笑)


8月12日

 夏の本シリーズ第20段
『十二国記』
小野不由美・講談社WH

 この作品について解説するとき、
私は必ず「和製ファンタジーの最高
傑作」と言っています。
 緻密な世界観や政治をからめた
話運び、流麗な文章からは作者の
力量を感じますが、この作品の真の
魅力は何といってもキャラクターで
しょう。
 十二の国からなり、王と麒麟が
それぞれの国を治め、神仙や妖魔
が存在する十二国記の世界ですが
そこに住んでいるのは間違いなく
人です。
 作者の小野不由美は決してきれい
事ではない人間の心理を書くことに
長けています。ねたみ、猜疑心、
自己嫌悪、自己憐憫……。
 主人公達はなにかしらそういった
暗いものを抱えているのですが、
物語の進行と共にそれを否定するこ
となく受け入れ、解決していくので
す。中高生向けに書かれただけあっ
て、思春期に抱えるであろう悩みを
うち破るだけの力を持った作品であ
ると思います。
 少し暗めですが、最後まで読み通
せば気分が晴れることは間違い無し
です。
 皆さんも是非、読んでみて下さい!


8月11日

 夏の本シリーズ第19段
『姑獲鳥(うぶめ)の夏』
 京極夏彦・講談社

 さて、前々から薦められていた
この作品ですが、やっと読みまし
た!
 私は日本のミステリをあまり
読まなかったし、特に伝奇、猟奇
は敬遠していて、京極もまあ、似
たようなものだと思っていました。
 しかし、単におどろおどろしい
事件を書くのではなく、そこに
科学を織り交ぜた実質の主役探偵
である京極堂を放り込む事によって
独自の雰囲気を醸し出しています。
 嘘か本当か、冗談か本気かわから
ない京極堂の語りが最初は鼻につく
のですが、惑わされる語り手、関口
と共に引き込まれていくのが不思議
です。
 シリーズは連作で出ているので
もちろん読んでみるつもりです!


8月10日

 さて、最近サボリ気味でしたが、
こつこつやるという取り柄を私から
取ってしまうとあまり残らないので
再会!(笑)
 すっかり甲子園の季節なので、野球
と言えばこれ!(嘘)という作品を
紹介します!

『逆境ナイン』
島本和彦・徳間書店

 逆境とは!
 思うようにならない境遇や
 不運な境遇のことを言う!

 主人公、不屈闘志の野球部は実績が
なく、校長から廃部を言い渡される!
 しかし、不屈闘志は同地区の高校で
甲子園ベスト8の日の出商業を破ると
宣言。自らを逆境へ追い込んで特訓を
始める……。
 次々と倒れるナイン、しかし不屈は
笑う!
「これが逆境だ!」
 その姿に感動し、立ち上がるナイン!
 完全にずれた青春がそこにはあるの
です(笑)
 しかしながら、島本和彦の漫画は数
多くの名言を生み出します。
 この作品には、私が好きな台詞の一つ
「わかった、わかったぞ。
 飛行機があれだけ高く飛べるのは……
 すさまじいばかりの
 空気の抵抗が
 あるからこそ
 なのだ!!」
 逆境を糧に大きくなる男、不屈闘志。
 私もそうありたいものです(笑)


8月1日

 第一回会話中心オフ会を開催しま
した!
 急なオフでしたが、参加者9人と
そこそこの規模にもなり、遠方から
の参加もあって、私としてはとても
満足でした。
 高田馬場に集合して、3時間の
カラオケ。その後、恵比寿ガーデン
プレイス、ビアステーション内の
フェストブロイで食事をしました。
 料理は食べ放題。バンドの生演奏
などもあって、なかなかの雰囲気。
 また利用したいところです。
 今回は私がよく下調べをしなかっ
たためにいろいろと不手際があったり
しましたが、次回はもっと計画的かつ
大規模にやりたいと思っています。
 オフ会のアイディアなどは常時受け
付け中!
 遠方から東京へ出ていらっしゃる
ときは、教えていただければ歓迎オフ
など開きたいと思っていますので、
お気軽にどうぞ。


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