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9月26日

 久々に本じゃない話題を(笑)
 今日の朝日新聞で読んだものですが、
最近「鉄人」という言葉がよく使われ
ますよね。「料理の鉄人」からブーム
になったらしいですが、古くは鉄人28
号や鉄人レースと言われるトライアス
ロンなどがあります。
 鉄人=怪力、不死身などのイメージ
がありますが、料理の達人にそういう
イメージはどことなく変ですよね。
 達人と鉄人は発音が似ているので
簡単に受け入れられたと言うことで
した。まあ、一流の職人というのは
とても厳しいイメージがあるし、強い
精神力を例えて鉄人というのかも知れ
ません。だから「料理の鉄人」という
のはなかなか素晴らしい表現かも知れ
ませんが、乱発して元のイメージを下
げてしまうのだけはなんとかして欲し
いですね。


9月21日

 本の紹介
『絡新婦の理(じょろうぐものからくり)
 京極夏彦・講談社
 京極堂シリーズ第5段です。
 連続して起きる目潰し殺人事件、そして山奥
のキリスト教系女子校で起きるオカルト的な
連続殺人。一見無関係な二つの事件は、やがて
蜘蛛の巣のように絡み合い、一つの全貌を築き
あげていく。
 蜘蛛の巣の中心にいて全てを操るのは、いっ
たい誰なのか……?
 毎回、悲劇と言うべき終局を迎えるこの京極
堂シリーズですが、今回もまた悲しい結末を
迎えます。特に、全体に漂う無力感と言った
ものが強く、京極堂の腰が重いのもうなずけ
ます。彼の出陣は、結局、結末を早めるだけ
なのだ、と。
 複雑な事件を一般人がわかるレベルまで解体
する京極堂の「憑き物おとし」は今回も健在。
 彼の友人、関口巽がほとんど出てこないのが
残念ですが、次巻では大活躍らしいので期待で
す!


9月20日

 昨日、今日と母校の中高で文化祭があり
ました。
 内容は……というと、はっきり言って
「面白くない」の一言に尽きてしまうの
ですが友達などに会うため、毎年行って
います。
 この時期の文化祭ですから準備期間も
短いし、予算もそんなにありません。
 そうそう派手なこともできるわけじゃ
ないのでまあ、仕方ないのでしょうけど、
調べたことを模造紙に書くだけの展示では
あまりにお粗末です。
 あとは、生徒が外に出られないために
狭い敷地に内部の人間が溢れ、外から来た
人は少し怖い、というのもあります(笑)
 文化祭で何か出展しろ、と言われても
なかなか目的が見いだせないからそう一生
懸命になれないかも知れませんけど、自分
達が楽しめるようにはしたいところですね。
 この後、体育祭もあるのですが、そちら
はなかなか楽しいんです。変わり種の競技
や変な応援合戦など、毎年さまざまな工夫
が為されています。
 行事って、自分でやりだしたことでは
ないから乗りにくいかもしれないですが、
せっかくだから楽しんだ方が得ですね。
 私も11月には大学祭があるのですが、
楽しもうと思っています。


9月16日


9月14日

 またまた本の紹介

『鉄鼠の檻』
京極夏彦・講談社

 京極堂シリーズ第4弾です。
 毎回、妖怪話や宗教などを絡めた怪談調の
話を展開するこのシリーズ、今回は山奥の禅
寺が舞台です。毎回、蘊蓄などがややくどい
感のあるのですが、今回は個人的に興味深く
読むことが出来ました。
 禅寺で起こった殺人は禅的な動機で行われ
るのではないのか? 僧侶は一般人と違う思考
を持ち得るのでは? という登場人物の疑心暗
鬼が楽しめます。
 今回は「悟り」が物語の重要な要素を占めて
いるのですが、そこへ至る過程や内容などには
なかなか深いものがあります。京極夏彦流の
「悟り」を見せてくれる一冊です。
 今回は京極堂の出番が少ないものの探偵で
ある榎木津礼次郎の出番が多く、彼のファンと
してはなかなか満足です。
 しかし、京極堂シリーズ、回を増す事に厚く
なります。800頁を越えるノベルズも珍しい
ですね。電車の中で読むには少し根性が必要です(笑)


9月13日

 本の紹介。
『多重人格探偵サイコ』(コミック)
 田島昭宇・大塚英志 角川書店
 掲示板にもお薦めとあった作品です。
 スニーカーから小説も出ているのです
が、まずコミックを買ってみました。
 サイコものと言えばいいのでしょうか、
精神異常者の引き起こす犯罪がアメリカ
ミステリー界ではブームになり、これも
社会の変化によるものかと思いましたが、
日本ではあまり見かけませんでした。
 実際、日本では猟奇殺人というものは
あまり聞きません。
 「サイコ」の特徴は田島昭宇の書く
白と黒の世界でしょう。「リアル」とは
違う、それでいて妙に生々しい世界、そ
して死体。美しく描かれながらも同時に
恐ろしいその描写力が作品の内容とあい
まって妖しい魅力を引き出しています。
 警視庁に勤務していた刑事「小林洋介」
は勤務中に恋人を殺され、その衝撃で
別人格が目覚め、犯人を射殺。懲役刑を
受けます。その後、別人格「雨宮一彦」
として、犯罪研究所のプロファイラーと
なります。様々な事件に関わる中、次々
と芽生える自分の謎。そして、第3、4
の人格が……。
 始まったばかりの作品なのですが、
なかなか目が離せません。次は小説版を
読む予定です。


9月11日

 久しぶりにゲームをやりました。

『メタルギア・ソリッド』
 コナミ・5800円

 このゲームはまあ、アクションゲームに
属するのでしょう。特殊工作員の主人公、
ソリッド・スネークが単身、適地に潜入し
与えられた任務をこなしていくのですが、
普通のゲームと違うのは敵を倒していくの
ではなく敵から隠れて進んでいくと言うこ
とです。
 通常のゲームで得られる爽快感こそあり
ませんが、潜入任務の緊張感、一つ一つの
局面をクリアしていく達成感は他のゲーム
にないものです。
 さて、このメタルギア・ソリッドのもう
一つの特徴は細部にまで渡って書き込まれ
た世界観と、ストーリーです。戦争をテー
マにした作品ではありますが、繰り広げら
れる人間模様には反戦、反核といったもの
が根底に流れています。
 また、昨今はやりのレンタリングCGを
使わないのも特徴で、すべてリアルタイム
演算のポリゴンムービーでゲームを演出
しています。その出来は素晴らしく、また
ゲーム内と同じポリゴンを用いているため、
自然にデモへ入り込むことが出来ます。
 クリアまで8時間少しと短くはありまし
たが、全体的にすばらしい完成度の作品で
した。


9月8日

 ご無沙汰しておりましたが、復活です。
 さて、暦の上での夏はもう終わったので
普通に本の紹介。

「星界の戦旗2〜守るべきもの〜」
 森岡浩之・ハヤカワSF

 以前にも紹介した星界シリーズの新刊
です。前巻で宇宙戦闘を経験した主人公
ジントとラフィールですが、今度は地上
世界の統治を任されます。
 その地上世界はなんと、星全体が犯罪
者を収容する刑務所惑星で……。
 というところから物語は始まるのです
が、この作者ならではの皮肉に満ちた
人間模様が繰り広げられます。
 そんな中、地上に降りたジントは不満
を漏らしつつ一生懸命やっていきます。
 さて、読後感なのですが、わりとあっさ
りしていて不満と言えば不満でした。
 この物語は宇宙に生きる種族、アーヴ
そのものに魅力があると思うのですが、
今回は地上がメインでその出番が少ない
からかも知れません。
 ですが、今回はジント中心の話で新鮮
と言えば新鮮。
 続きも気になります。


 

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