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2月26日

 本の紹介
「燃えよ剣」
 司馬遼太郎
 さて、司馬遼太郎の有名な作品です。
 が、僕は司馬も読んだことないし、新撰組も
良くは知らなかったんです、実は(笑)
 新撰組に関してはまあ、近藤、土方、沖田と
芹沢の名前くらいしか知らなかったのですが、
この作品での土方はとにかく格好いい。
 思想を戦わせた幕末にあって、あくまで武力
集団として、兵隊としての新撰組を追求した土
方歳三。田舎の天然理心流道場から初めて、近
藤を担ぎ上げ、京の街を震え上がらせた新撰組
副長を主人公に幕末を描いた作品です。
 さて、この「燃えよ剣」は歴史的な事実を元
に書かれた作品ですが、どうも小説的に盛り上
げるために創作を加えています。まあ、それは
当然なのですが土方を魅力的に描くために近藤
勇などを逆に情けなく書いているような感じが
してしまうのが残念です。
 しかしまあ、小説として十分に楽しめること
は間違いありません。あくまで自分のロマンを
追求する土方にはなかなかあこがれます。
 次は、「新撰組血風録」を読む予定。


2月23日


2月22日

 映画「リング2」

 ここ1年ほど、ずいぶんと話題になったホラー
映画「リング」の続編。全作でビデオを見て死ん
だ高山の助手、高野舞が高山の死の謎を追ううち
に呪いのビデオテープの起こした事件に巻き込ま
れるというものです。
 まず、言えるのは原作とはまったく別物と言う
ことです。ビデオテープを見ると死ぬ、というコ
ンセプトはそのままですが、原作は山村貞子とい
う超能力者をのぞけば他にオカルト的な要素は一
切ないのですが、映画の方はリングの主役、浅川
とその昔の夫である高山、そして助手の高野舞ま
でみな、何らかの能力を持っていますし、心霊写
真やテレビへの念写などさまざまな怪奇現象が起
こっています。
 オカルト的なもので見せずに、あくまで理詰め
に事件を展開するのが原作の魅力で、理性に訴え
かける怖さがあったのですが、映画ではやはり映
像的な怖さに重点が置かれています。
 まあ、僕は映画のリングを見ていないので、見
ている人ならばもっと楽しめるのかも知れません。
 結果としてはイマイチな感じではありました。
 余談ですが、この映画の主役、高野舞は中谷美
紀が演じているのですが、現在放送中の「ケイゾ
ク」を思い出してしまい、役柄のギャップで少し
笑えました。また、深田恭子ファンは見ない方が
賢明です。
 ビデオテープを見て死んだ人間の顔だけは想像
以上。これは完全に原作を越えています(笑)


2月21日


2月17日


2月15日

 本の紹介。
「今はもうない」
 森博嗣/講談社ノベルズ

 論理ミステリ、犀川創平シリーズの1作なのです
が異色の作品。なぜなら、この話はリアルタイムに
進行するのではなくほとんどが想い出の中の話だか
らです。
 山奥の別荘で、双子のようにそっくりな姉妹が隣り
あった部屋で死んでいるという事件に巻き込まれた主
人公たちが様々な推理を展開していきます。
 さて、このシリーズの最大の魅力は探偵役、犀川創
平のキャラクターなのですが、事件本編には登場しな
いため、なんとなく退屈な印象がないでもないです。
 ただ、事件の語り手となる笹木はあまり積極的に推
理をするタイプでもなく、頭の回転が速いわけでもな
いので純粋にワトソン役に徹しているため、ヒロイン
はいつもより魅力的に描かれています。
 さて、読後の感想として、この事件そのものはあま
り面白いいものではなかったと述べておきます。
 しかしながら、この話の結末そのものにはかなり驚
かされました。「森ミステリィのアクロバット」と解
説に書かれているのですが、まさにその通り。
 ここまでこの作者にしてやられたと思ったのは初め
てです。ただし、この作品の面白さはこれまで犀川創
平シリーズを読んできた人にしかわかりません。逆に
数冊読んでいる人ならば、これは逃さないで下さい!


2月13日


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